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雑記@バレエ教室にて

つぶやくレベルの、ごくごくささいな内容だけど長くなったので日記で。

学校帰りに着てる中3の(通ってる学校は別)生徒さんMちゃんAちゃん。二人とも制服の上に長袖のニットセーターを着てるのを見て

「Mちゃんそのニット……。衣替えしないの?」

「もう衣替えしてるんですけど、これは着ても着なくてもいいやつで……。外に出たら寒いかと思って、一応。」

今は個々人が体温調整が出来るように「着ても着なくてもいいはおりもの」っつのがあるんだね。

「でも、夏になってもニット着て通す子います。こっちがかっこいいから」って。

そこから始まり昨今の学校事情話になる。

バレエ教室は10代から上は70代まで(この日はおそらく50代までだったが)様々な年代が同じクラスでレッスンを受けるので、時々この手のカルチャーギャップ話に花が咲く。

子供達が通ってる学校もいろいろなので、学校ごとの違いもあり、大人もそれぞれの年代・地方出身か首都圏出身かでバックグラウンドが違う学校システムが違うし、他愛の無い話ではあるが楽しい。

「Aちゃんが着てるのも、着ても着なくてもいいニット?」

「そうです。今はクーラーで冷えすぎる時用にはおるすごく薄いニットもあるんですけどこれは普通のニットで……」(制服業者はウハウハだぜ、と心の中でつぶやく自分。バリエーション増による親御さんの負担が思いやられる。)

そこで大人は「そもそもうちらの世代は学校にクーラーが無かったんだよ」話。

「今は公立でも全部クーラーついてるのよね」

東京の人は絶対「私立は」「公立は」って区別を付けるのが面白い。骨の髄まで染みついてるんだね。逆にたぶん東京の人はわたしの「学校」……学校と言ったらとにかくシンプルに「学校」で、そこに何かしら区別するべき冠が存在しない……って感覚がぴんとこないんだろうなあ。それは同世代と話してても、郷里の友人と大学進学後に知り合った知人友人とでは歴然と違うのを感じる。

(クーラーの無い教室での授業が苦痛だったエピソードひとしきり、の後)

「じゃあクーラーあるから勉強に集中できるねっ♪」(プレッシャーをかける)

「(笑)でも先生がケチでクーラーつけさせてくれなくって……。」

クラスでまとまって抗議したんだけど却下されたらしい。

「先生が『窓開けろ』って言うんだけど、今の校舎は新しいから窓が10センチしか開けられなくってあんまり涼しくならなくて……」

「? それはまたなんで?」

「自殺防止で」

「ううううう……理由が今っぽすぎる!!!!」

大人全員ドン引き。どうなのよ自殺する可能性があるのが前提っていう教育現場。中学だよ中学。今の子は恵まれてるけど不幸せなんじゃないか……とは日頃思うところ。

「あんまり暑いから、この間ギターのケースに隠してダイソンの羽の無い扇風機持ってきてた子いました。縦長のやつ」

「(爆笑)やるね!!! で、みんなで恩恵にあずかったわけだ」

「でも、けっこう、自分の方に向けてばっかりで……。みんなで『もっとこっち向けてよ!』って言ったんですけど」

「(苦笑)」

「だけど、先生から、『学校の電気を個人的に使うのは盗電になるから』って止められました。」

「ははあ……(『盗電』とは先生もいい理屈思いつくなあ。)じゃあスマホの充電とかも禁止? 持って行くのはいいんでしょ?」

「はい。コンセントに充電器差すのは盗電だからダメって」

「まあね〜、全生徒が毎日充電したらけっこうな電気代になるだろうしね。」

「でもそのお金払ってるのはうちらの親なんですけど……。」

言うな君も。

そんな、レッスン後の他愛ない会話。