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彼女

知らないことが こんなに怖いこととは

思いもしなかった

閉じているドアを

ノックするよりも

いつの日か 時化って着かなくなるまで

それでもまだ 信じられなかった

どうしても忘れられなかった 「彼女」のこと

さめた心で それでいいんだ。って

気にかけていた 「知らずにいること」を

引き出しにしまって

明け方に見たことのある 夢だった

知らないこと もう知ってしまったこと

そのどれもが 痛いほど 儚かった